辞典(かふと~かふぬ) | Short+α

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【兜の緒】(かぶとのお)
兜の鉢についていて、あごのところで結ぶひも。この意味で用いるのであれば特にどうということはない。

 

【兜の緒を締める】(かぶとのおをしめる)
気持ちを引き締めて用心する。こっちの意味で用いると、成果に対して冷や水をぶちかますことになるので、言った人間はいいことを言ったつもりになっているであろうが、集団全体の雰囲気をぶち壊すことになるため全くお勧めできない。

 

【兜鉢】(かぶとばち)
本来は兜の主要部で、頭部を覆う部分のこと。転じて、広くて深い大形のどんぶりのこと。食事の量を減らす目安として「ご飯n杯」という指標を用いるときになぜか登場する。

 

【兜花】(かぶとばな)
トリカブトの別名。入院の見舞いに持っていったら絶対に張り倒される。

 

【甲虫】(かぶとむし)
子供の世界における昆虫界の王者。

 

【兜焼】(かぶとやき)
鯛などの頭を照り焼きにした料理で、通常は目と目の間から包丁を入れて二つに開いて焼く。美味しんぼのおかげで歯と歯の間に包丁を入れればいいと知識をひけらかす者は増えたが、実践できる者がそこまで増えたわけではない。

 

【兜を脱ぐ】(かぶとをぬぐ)
相手の力を認めて降参する。ネット上のレスバトルで相手がこうなると想定していること。無論、こんなことは断じてありえない。

 

【株仲間】(かぶなかま)
江戸時代、幕府や諸藩の許可を得て結成した商工業者の同業組合。幕府や諸藩は株仲間を通じて経済を統制し、株仲間は冥加金(みょうがきん)を納める代わりに営業の独占権を獲得した。現在だと独占禁止法で有罪になる。

 

【株主】(かぶぬし)
もっとも厄介なクレーマー。

 

【株主権】(かぶぬしけん)
株式会社の株主としての地位の総称で、剰余金配当請求権、残余財産分配請求権、議決権などクレーマーがその能力を発揮できてしまう多くの権利がある。

 

【株主資本】(かぶぬししほん)
貸借対照表の右下の最初に出てくる数字。これについて「賃借対照表」と書いてレポートを出しても減点対象とはならなかったので、これはもう市民権を獲得した言い方であるとも言える。

 

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