【金槌論】(かなづちろん)
金槌で釘を打ち込むように、自分の言い分を繰り返し述べて、押し通そうとする、本人は議論と思っているだけのただの騒音。
【canapé】(かなっぺ)
一口大に切った薄切りのパンをそのまま、あるいは軽く焼いて、卵、肉、小魚、チーズ、魚卵などをのせたオードブルの一種。卵と言ってもニワトリが産んだ直後の殻付きの状態をそのまま乗せているわけでは無い。
【金壺】(かなつぼ)
金属製の壺。実用性にならなければならないほど似非宗教によって売りつけられる。
【鉄梃】(かなてこ)
鉄製のてこ。ニュースで登場する「バールのようなもの」のこと。
【鉄梃親父】(かなてこおやじ)
鉄梃を使っても動かないような頑固な中高年男性。その頑固さに対して対処するより、そいつが居なくても困らない環境を作り出してそいつを放り出す方が効率的でかつ負担が少なくて済む。
【仮名手本】(かなでほん)
いろは歌をひらがなで書いた習字の手本。また、いろは歌そのもの。京子先生のところでも記したが、元々はひらがなの読み書きを覚えるために生み出されたものであるため、順番付けとするには適切ではないし、機能的でも無い。
【仮名手本忠臣蔵】(かなでほんちゅうしんぐら)
赤穂浪士の吉良邸討ち入りを題材にした浄瑠璃や歌舞伎の演目。全部で一〇時間を越える。
【奏でる】(かなでる)
楽器、特に管弦楽器を演奏する。オーケストラの演奏に対する動詞は通常はこれだが、バーンシュタインのマンボ・フロム・ウェストサイドストリーでは、揺らす、回す、放り投げる、立ち上がる、叫ぶが動詞になる。
【金胴】(かなどう)
「鉄胴」とも書く鎧の胴の部分の一部。鉄板を蝶番(ちょうつがい)で合わせて作っており、鎧の下に着用して弓矢での攻撃を防ぐ効果を持っている。元寇で、攻撃しても攻撃しても全く怯まずに平然としている鎌倉武士を目の当たりにさせて元軍を恐怖に陥らせた効果を持っていた。
【仮名に言う】(かなにいう)
平易にやわらげて言う。德薙零己の作品の場合、マンガだとこうなるが、平安時代叢書にはこの欠片も無い。
【仮名入力】(かなにゅうりょく)
キーボードによる日本語入力の際、キーボードに記されたかな文字で入力すること。ローマ字入力に比べて打鍵数は少ないが、使用するキーの種類が多い。システムエンジニアというキーボード入力の専門家であっても、これができない人はたくさんいる。少なくとも当ブログの筆者はできない。