偉大なる皮肉・禁断の鉄道旅行編 | Short+α

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○発車間際に乗り込むのは、間に合ったのではなく、車掌さんが危険を察知して最悪の手段を回避してくれたからである。そのせいで乗り継ぎに間に合わなくなり、全乗客の怒りを一身に浴びることとなっても、それは浴びるようなことをした方が悪い。

 

○乗降口のところに座り込んだり、荷物を置いて乗降口を塞いだりした場合も、全乗客の怒りを一身に浴びることとなる。これも怒りを浴びるようなことをした方が悪い。

 

○指定席を買っていないのに勝手に指定席に座り込んだ場合、モザイク無しで自分の顔がYouTubeに載って全世界に公表される覚悟をしなければならない。

 

○自由席の行列が長くなっているからと、指定席の行列に並んで車輌に乗り込み、指定席車輌から自由席車輌に移ろうという魂胆を見せると、指定席車輌と自由席車輌との間に立ちふさがる係員によって制止させられる。

 

○水分補給の大切さと、車輌内にトイレがあるかどうかは別の話。二番目に悪いケースとしては、次に来るのが何分後か(あるいは何時間後か)わからない状態で途中下車することとなる。なお、最悪のケースは、降りた駅にトイレが無いこと。

 

○車輌内は宴会場ではない。自由席なら席の変更もできるが、指定席だとそうはいかない。騒音に耐えるか、指定席料金を捨てるかのどちらかになる。

 

○車輌内の宴会だけでも迷惑千万だが、その後始末を全くしないのも迷惑千万である。指定席の自分の席がゴミの散乱している惨状だったときの何とも言えない憤りに同意できるのは実体験させられた者だけである。

 

○禁煙という概念が通用しない人と同じ車輌に乗ってしまうと、単に迷惑というレベルではなく人命に影響する話になる。

 

○足をめいっぱい開くのが隣に座るのは、クロスシートだろうとロングシートだろうと存在する。運が悪いと思って諦めることなく、相手に足を開き続けさせるのを断念させるまで本来確保できる自分のスペースは絶対に確保し続けることが重要である。

 

○スカートの女性の向かいに座ろうとする男の光景は滑稽である。と同時に自分がああなってはならないと自覚させられる。

 

○ちなみに、カバンを手に持ってそうした女性の前にわざと立ち、向かいに座っている男の視線がスカートの中に向かわないようにして、スカートの女性の向かいに座った男の憤怒を一身に浴びる底意地の悪いのが私である。

 

○指定席でない場合に席を譲るとき、妊娠した女性やケガをしている人、そしてヘルプマークを所持している人を最優先にすると、自分だけでなく他の人の鉄道旅行が快適になる。高齢者のほうが優先だという人が車輌内にいた場合は、実情を全てネットに公表してそのような民度の低い場所は素通りする以外に行く価値はないと知らしめす効果があるので。

 

 

 

 

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