辞典(かつと~かつに) | Short+α

Short+α

贅沢は言わない。
雷雨にジャマされないサッカーを観たい。

【カット売り】(かっとうり)
キャベツ、レタス、白菜、チーズなどの食品などを切り分けて売ること。キャベツ、レタス、白菜はともかく、日本国のスーパーマーケットで切り分けていないチーズを買うのはほぼ不可能である。

 

【cut over】(かっとおーばー)
新たに導入したコンピューターシステムや通信システムが稼働し始めること。また、ウェブサイトが新規に公開されること。システムエンジニアにとって運命の一日であり、その日に鳴る電話はただただ恐怖である。

 

【cutoff】(かっとおふ)
映画やテレビで、音楽やナレーションなどを意図的に止めること。東日本大震災を語りつくドキュメンタリー番組でこれをやるのは、あの被災を後世に伝える意識を全く持っていないのかと言いたくなる。

 

【cut glass】(かっとぐらす)
彫刻や切り込み細工を施した透明度の高い鉛ガラスで、切り子ガラスともいう。検索すると「もしかして:切り子グラス」と出てきて江戸切子のサイトへ誘導される。

 

【かっ飛ばす】(かっとばす)
ボールを打って勢いよく遠くへ飛ばす。野球においてはファンを喜ばせ、サッカーでゴール前に迎えたチャンスではサポーターを落胆させる光景。

 

【cutback】(かっとばっく)
アメリカンフットボールで、ボールを持った選手が走るコースを外側から内側へ急角度で変えること。また、それを取り入れた作戦。これで八〇ヤードを超えるロングゲインだとスタジアム中が盛り上がる。攻撃側のファン限定で。

 

【cut fastball】(かっとふぁーすとぼーる)
野球での変化球の一種。スピードがありながらも打者の手元で縦や横に小さく変化する。真面目に練習すればするほど変化が小さくなってしまうという特性があり、何で自分は打たれるのかと自問自答する生真面目さを捨てなければピッチャーが調子を悪くしてしまう。

 

【カット野菜】(かっとやさい)
サラダとしてすぐ食べたり、簡単に料理できるよう、あらかじめ洗って切ってあるパック詰め野菜で、キャベツももやしもニンジンも売り切れているのにこれが売れ残っていたというのが、自粛期間中の某スーパーマーケットである。袋には「焼きそば用」と書いてあったが野菜炒めにちょうど良かった。

 

【カツ丼】(かつどん)
豚カツを、タマネギの薄切りなどを加え、甘辛い汁で煮つけて卵でとじ、どんぶり飯の上に載せ、容疑者の取り調べに供される料理。

 

【カツ煮】(かつに)
豚カツとタマネギの薄切りなどを甘辛い汁で煮て卵でとじた料理で、白米のないカツ丼。

 

【勝つに乗る】(かつにおる)
勝った勢いで調子に乗る。勝って兜の緒を締めよという思いでここに冷や水をぶちかますと、再度の勝利は得られなくなる。

 

【渇に臨みて井を穿つ】(かつにのぞみていをうがつ)
必要に迫られてから慌てて準備をしても間に合わないこと。虫歯になってから歯を磨くことの無意味さがその例。


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