辞典(かちく〜かちた) | Short+α

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【搗ち栗】(かちぐり)
クリの実を干して臼で軽く突いて殻と渋皮を取り去ったデザート。「かち」が「勝ち」と同音であるところから勝利を祈願するときに饗される。これが、祈願ではなく記念であったらなかなか巡り合えない。

 

【勝ち越し】(かちこし)
競技において勝利に近づく功績を残すこと。そのあとの鮮やかな逆転を知らないでいる間は喜んていられる。

 

【勝ち越す】(かちこす)
競技などの途中で、相手より優位に立つ。懸命になってこれを手にしたあとで、あっけなく失うところまでが様式美である。

 

【勝ち越す】(かちこす)
勝った回数が負けた回数より多くなる。日本共産党が結党から滅亡まで選挙で一度も経験しなかったこと。

 

【徒侍】(かちざむらい)
主君の外出するときに、徒歩で主君の身辺警護を務めた下級武士。能力ではなく出自で決まっていたと思うかもしれないが、藩によってはここからの逆転人生も普通に見られた.。

 

【徒路】(かちじ)
歩いて行く旅。むしろ都会に住むほうが日常生活でこうなる。自転車より歩いたほうが便利だなんていう局面は日時茶飯事なので。

 

【勝ち過ぎる】(かちすぎる)
ある傾向や性質が強すぎる。このような性向の人に事実を指摘してもヒステリックに騒ぎ立てるだけであり、メリットは無い。

 

【勝過ぎる】(かちすぎる)
負担が大きすぎる。マネジメントに失敗している職場なのにどうにかなっているとすれば、誰かがこれを引き受けさせられている。

 

【勝ち進む】(かちすすむ)
勝って次へ進む。レギュレーションがおかしい大会だと、こうなればなるほど地獄が悪化する。

 

【勝ち相撲】(かちずもう)
勝った相撲。転じて、対決において万全を期したのが功を奏して勝利を掴んだこと。敗者がその事実を受け入れるかどうかは別の話である。

 

【徒立ち】(かちだち)
馬を含む乗り物に乗らず、徒歩であること。献血ルームに行くまでのこれが長いと献血前の検査が血圧を理由に再検査になる。

 

【徒立ち】(かちだち)
歩兵の戦い。また、その戦いに参加した兵。徴兵してこれをさせることにメリットは無い。


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