○「長期休暇で生活リズムがおかしくなる」は正しくない。長期休暇中の生活リズムこそが正しい生活リズムである。
○通常は無理して早起きをし、無理して出勤や登校をしているのであり、眠いのは正しいことである。
○朝は起きれないのに夜は眠れないというのは、夜のほうは本来眠るべき時間に合っているからである。
○疲れれば眠れるなどというのは妄想の話である。疲れても眠れないときは眠れない。
○少し休むとものすごく眠くなることがあるが、それは睡眠に必要な体力の回復が成されたということである。
○早寝早起きは健康ではなく老化によって実現する。
○健康的な睡眠時間とは、もうこれ以上起きていられないという時間まで起き続け、もうこれ以上寝ていられないという時間まで眠り続けることで得られる。
○やりたいことを全てやった上で眠る時間を確保するのはさほど困難ではない。1日が24時間であるという概念を捨てれば良いのである。
○地球の自転とは関係なく、起きた時間から朝が始まり、眠った時間から夜が始まるとすれば、自分に合った生活リズムを築き上げることができる。
○そんな生活リズムで生きていけるのかと思うかもしれないが、結論から言うと生きていける。
○世の中を探せば、夜遅くまで起き続けている人、朝に起きるのが苦手である人にも合った職場が存在する。
○そういう職場は創業者が若い。そして、創業者にとって最適な生活リズムで企業を運営し、人材採用も生活リズムを重視している。そういう職場を狙えばいい。
○ちなみに、ラッシュ時間を回避した時刻に通勤できるというメリットもある。
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