【嫁娶】（かしゅ）
結婚すること。これができる人が減ってきていることが少子化の第一歩である。
【歌手】（かしゅ）
歌をうたうことを職業とする人。加齢を実感するのは、売れているこの職業の人の中に自分より歳下だという人が出てきたときである。
【火手】（かしゅ）
蒸気機関車の汽缶の火を焚くことを主業務にし、その他の機関の手入れなどをする人。私事ではあるが、德薙零己の祖父はこれをし、德薙零己の父は溶接、德薙零己は埼玉県に住むという、親子三代に渡って灼熱の日常を送っていることとなる。
【火酒】（かしゅ）
アルコール度数の高い蒸留酒。痔主の天敵その二。その一は激辛料理である。
【貨主】（かしゅ）
貨物の所有主。輸送に要する費用を安く考えるこの人ほど、輸送に対して文句を言う。
【下寿】（かじゅ）
高齢者と一括りにするのでは無く、高齢者の中も年齢差があると考えた上で、高齢者の中で比較的若い人のこと。佐藤善次さんのことではない、いや、佐藤善次さんはこうなるか。
【果樹】（かじゅ）
食用となる果実のなる木。スギでは無くこれを植えていたらこの国の食料生産性も大きく違ったであろうと考えるのは、素人考えというものであろう。だからと言ってスギに対する憎しみが消えることはないが。
【花樹】（かじゅ）
美しい花の咲く樹木。また、花を観賞する樹木。河岸に桜が植えられていることが多いのは、花見シーズンで多くの人が土手に詰めかけ、踏み固めることで土手が年々頑丈になるという、考えた人を絶賛するしかない理由である。
【casual】（かじゅある）
格式ばらず、くつろいでいる様子。特に、気軽な服装である様子。エンジニアはこうであるという考えは、職場が銀行だと全く通用しない。
【casual wear】（かじゅあるうえあ）
気軽に着ることのできる普段着の総称。前述のような銀行勤めのエンジニアだと、むしろスーツがこういう格好である。
【casual game】（かじゅあるげーむ）
ルールが簡単で、誰でも気軽に楽しめるコンピュータゲームの総称。共産主義七五年の歴史で人類にもたらしたのは、このうちの一つであるテトリスだけである。
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