辞典(かけつ~かけて) | Short+α

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【掛け継ぎ】(かけつぎ)
鉄道レールの継ぎ目が枕木と枕木との間にくるようにする継ぎ方。本来ならもっと詳しく書きたいところではあるのだが、父方の亡き祖父の生前の職業(=国鉄職員)と踏まえると天国の祖父からツッコミを喰らいそうなので控える。


【駆けっ競】(かけっくら)
脚力で競争すること。サッカーにおいてこのような選手を何人か見てきたが、インパクトにおいて岡野雅之選手を上回る例を目撃したことはない。


【懸け造り】(かけづくり)
山や崖を利用した建造物。清水寺の舞台がその例。なお、飛び降りること自体は平安時代からあったが、死亡例は意外と少ない。


【駆け付け】(かけつけ)
急いで目的地に行くこと。サラリーマンは毎朝職場に向かってこれをしている。もっと早く起きればいいじゃないかなどいう妄想は通用しない。睡眠時間は限界まで削っているのである。


【駆け付け三杯】(かけつけさんばい)
宴会に遅れて来た人に、罰として続けざまに酒を三杯飲ませるという、ハラスメントの一種。


【駆け付ける】(かけつける)
大急ぎで目的地に到着する。ウルトラマンの飛行時間と変身可能時間を基準にすると、科学特捜隊が東京にいる場合、最も遠くても金沢が精一杯である。


【駆けっこ】(かけっこ)
走って競争すること。この能力が高いと小学生時代はある程度バラ色で過ごせるという。


【掛け筒】(かけづつ)
柱や壁に掛けて用いる筒の形をした花器で、花が枯れぬように毎日水をあげていたがそれは造花だったというのは、我が家で見られたことではあるが、水をあげていたのは私ではない。


【駆け詰め】(かけづめ)
休むことなく駆け続けるという、見ているだけで疲れないでいい側にとっては娯楽、当事者にとっては拷問。


【懸け爪】(かけづめ)
琴を弾くときに指にはめる爪。必殺仕事人においては殺傷器具の一種。


【掛けて】(かけて)
ちょっと。少しでも。依頼する側はそう考えても、実担当者がそれを耳にしたら激怒のスイッチが入る瞬間。


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