【掛け倒れ】(かけだおれ)
掛け代金が回収できず損をすること。金銭を受け取る側は一度の損害であるが、金銭を支払う側にとっては倒産の向けてのイエローカードである。
【掛け倒れ】(かけだおれ)
費用ばかりかかって収益のないこと。企業が業績を伸ばすために必要なのは、この事業を覚悟の上で出費することである。事業というものは、成功の可能性が〇・三パーセント、一〇〇〇回の試行で成功は三回、残る九九七回は失敗である。しかし、一度の成功は投資額の一〇〇〇倍の利益をもたらす。
【かけたかの鳥】(かけたかのとり)
ホトトギスの別名。信長ならば切られ、秀吉なら泣かされ、家康なら待たされる宿命を持つ。
【掛け出し】(かけだし)
建物の一部を突き出して造ること。素人がなんでそんな設計にしたんだと思う建築を大学で建築学を学んでいる者に見せると「こういう作りにすると自然災害の影響を少なくできるんですよ」という答えが返ってくる。
【掛け出し】(かけだし)
金から銀、また、銀から金への両替をするとき、客に渡す金や銀の目方をごまかして実際より多めに読んで利益を余計に得ること。江戸時代の豪商は、この被害に遭わないように自分たちの子会社として両替商を配下に置くこともあった。おもしろいことに、三井住友銀行は、三井銀行も、住友銀行も、江戸時代のこうした両替商を起源としている。なお、太陽銀行と神戸銀行は違う。
【駈け出し】(かけだし)
その物事を始めたばかりで未熟なこと。エンジニアの派遣では、まだ数ヶ月しか経験が無い、さらにはそもそも業界経験が無くこのような状態であるという人でも、百戦錬磨のベテランということにされる。
【駆け出し者】(かけだしもの)
初心者。ビジネスにおいてその人がこのような状態であるということは通用しないということはさほどなく、以外と通用する。
【駆け出し者】(かけだしもの)
田舎から都会へ出てきた者。首都圏の観光地において迷惑になるのは、ある一定以上の年齢の人のこういう人達である。
【駆け出す】(かけだす)
外に出て走り出す。雪のときにこれをやると、最初の数分で楽しさより寒さが勝利する。
【駆け出す】(かけだす)
ある所から逃げて出る。勤務状況が厳しい場合に選択すべき手段の第一段階。そのあとで実名告発に踏み込むと致命的な復讐を遂げることができる。
【陰地】(かげち)
日光の当たらない土地。湿気さえどうにかなるなら、夏場はこういうところのほうが暮らしやすい。
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