偉大なる皮肉・さいたま市緑区編 | Short+α

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○何度かネタにしてきたが、徳薙零己はさいたま市緑区に住んでいる。


○緑区とはこういう土地である。


○区名は緑だが、Jリーグがあると赤く、日本代表戦があると青くなる。


○東西に長い区であり、区の真ん中を見沼田んぼが走っていて相互の交流が乏しくなることから、東西で明らかに別文化を形成している。


○区の東西間の移動は少ない。区の西部は浦和区や南区との接点が強く、東部は岩槻区や川口市との接点のほうが強い。


○区役所をはじめとする区の主立った施設は西部に集中している。


○しかし、区内最大の設備である埼玉スタジアムが東部にあるために、他の区が抱く緑区のイメージは区の東部になる。


○首都圏は基本的に鉄道社会であるが、緑区はクルマ社会。駅前商店街よりロードサイド店のほうが充実している。


○区の西部と東部の間を結ぶ鉄道路線はない。鉄道だけで行き来するには川口市を通らねばならない。


○さいたま市内だけの鉄道の移動は考えるだけ無駄である。どのようなルートを通ろうとさいたま市の外に出ないと鉄道だけの移動で東西間の移動はできない。


○とは言うが、バス路線は意外と拡充している。


○この土地に住むと少子高齢化を感じることができない。区の最大の悩みは、どんなに学校を建設しても増え続ける子供を収容しきれないことである。


○おかげで保育園や学習塾があちこちに乱立する状況となっている。


○人口増加社会なので、人口増加時代の前提としたビジネスモデルで収益を伸ばすことのできる地域でもある。


○基本的に、どこでも工事中。常に工事中。かつて何も無かった野っ原にマンションが建つなんていうのは珍しくもない。


○緑区に新しく建設された商業施設のうち、潰れたのはパチンコ屋ぐらいである。


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