辞典(かおす〜かおつ) | Short+α

Short+α

おじいちゃんといっしょ 第46話「G作戦?」、Kindleインディーズマンガにて公開開始

【カオス】(かおす)
混沌とした状態。宇宙が誕生する前はこのようなものであったとする考えが存在する。すなわち、片付けられていない部屋、絡みまくっているケーブル、何でも突っ込んでしまっているために必要なものが取り出せなくなっているカバン、我々エンジニアの日常生活などが宇宙誕生前の状態である。


【顔尽く】(かおずく)
世間に対する信用や体面。手に入れるのは困難だが、手放すのは一瞬である。


【顔揃い】(かおぞろい)
集まるべき人が揃うこと。自分が集まるべき人から外れれば、遅刻しても怒られなくなる。


【顔出し】(かおだし)
挨拶に行くこと。偉い人の二つの役割の一つはこれである。もう一つは責任をとること。


【顔出し】(かおだし)
会合に出席すること。「どうして仕事が遅れているのか」という題目での会合で「打ち合わせが多すぎるせい」という真実を伝えたら、二度と呼ばれなくなった。


【顔出し看板】(かおだしかんばん)
観光地などにある、等身大の人物や動物、マスコットキャラなどを描き、顔の部分をくりぬいた看板。その上で写真撮影をすることを前提とする。絵本に登場するようなお姫様の顔が六〇代ぐらいの男性で、それを撮影する孫らしき小学生女子という「それ、逆じゃね?」というケースを見たことがある。


【顔立ち】(かおだち)
顔全体の形。フォトショップがコンピュータソフトとしての機能をフル活用するポイント。


【顔立て】(かおだて)
体面を保とうとして人と争うこと。殴り合いよりも裁判に訴え出た方がより強力な効果を見せる。


【顔違い】(かおちがい)
顔つきが以前と変わること。本人はそう思っていても、周囲は「全く変わらないなあ」としか見ない。


【顔付き】(かおつき)
顔のようす。選挙ポスターでのそれは詐欺レベルである。迷惑な街頭演説に我慢して騒音主のそれを見ると、だいたい、醜悪さがそのまま出ている。


【顔付き】(かおつき)
気持ちを表す顔の様子。過労で倒れる直前のこれは、周囲から見ても明らかに怪しい。しかし本人は「だいじょうぶです」と弱々しい声で応える。


【顔作り】(かおづくり)
化粧をすること。広い意味ではヒゲを整えたり、ヒゲを綺麗さっぱり剃り落とすことも含まれる。この手間を短くできればもう少し寝ていられるのにと誰もが考える。


【顔作り】(かおづくり)
目鼻だち。特に、美形である者の顔の周囲からの評価。共産主義革命においては、どんなに知性の低さが表に出ている顔つきをしていようと、肖像画においてはこの評価対象となる。


にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村