○それが欲しいかどうかではなく、安いという理由で買おうとする。
○3パック必要で、3パック300円と5パック400円とが並んで売られているとき、5パック400円を迷わず買う。このとき、不要である2パックは賞味期限切れを経て捨てられる運命にあることに気づいていない。
○パチンコや公営ギャンブルなど、平均収支がマイナスになることを投資だと考えている。
○10円安い牛乳を買うために130円の交通費を支払うことを厭わない。
○3000円以上の購入でポイント5倍というとき、欲しくない品物を追加して支払額が3000円に達するようにする。
○128円と130円とでは128円を選ぶが、1万2800円と1万3000円とでは1万3000円を選ぶ。
○早めに病院に行けば比較的簡単に治るのに、自己流の治療をしようとして失敗し、かなり悪化してから病院に行く羽目になる。
○他者の成功をズルいと言う。成功の裏にある努力には全く注目しない。
○イザというときに備えて貯金に励むが、現在がイザだということに気づいていない。
○節電を心がけるつもりで、電源を入れたままの方がまだ待機電力だけで済む電化製品の電源を落とす。
○普段からケチという評判が広まっているため、危機のときに誰も助けてくれず、金銭でどうにかせざるを得なくなる。
○経済的な豊かさより心の豊かさの方が重要という言葉を使って、今の自らの境遇を褒め称えようとしている。
○貧しい理由は社会にあるからと考え、社会を変えれば貧しさも無くせるはずだと考えるが、社会をどのように変えるのかというアイデアが、歴史上、人類が例外なく失敗してきた社会主義そのもの。
○大企業の収奪を批判しておきながら、それをはるかに上回る負担である支持政党への寄付は欠かさない。
○世の中を変えるための行動につぎ込む時間を優先して、自らの知識を高めるための時間を作らず、自らの市場価値を上げようとしない。
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