11月29日に投稿したなう | Short+α

Short+α

おじいちゃんといっしょ 第46話「G作戦?」、Kindleインディーズマンガにて公開開始



トランプ不安で円安株高。トランポノミクスが騒がれはじめると円高株安。
11/29 6:11

残業が多いとか、残業j代が払われないとか、仕事が多いとか、仕事に見合った給料を貰ってないとかのツイートをしたりRTをしたりしてるけど、実際の俺は、残業時間が減ってきてるし、人手が増えて一人あたりの仕事量が減ってきてるし、給料も増えてる。[いいにくいことをいう日]
11/29 22:05

#140novel 「テレビでサッカーを観ることができる」「スタジアムで愛するクラブの試合を観戦できる」という当たり前のことが28年に渡ってできなかった人たちがいる。壁の東のヘルタ・ベルリンのサポーターたちが。 https://youtu.be/IZvP5BxqZsw
11/29 22:20

#140novel 第二次大戦後、ドイツは、アメリカ、イギリス、フランス、ソビエトの四カ国の占領下に置かれ、首都ベルリン市もまた、この四カ国の占領下に置かれた。本来ならベルリン市はソビエト占領地域にあったが、ここだけは共同統治区域とされたのである。結果、ベルリン市の西半分は陸の孤島となった。
11/29 22:52

#140novel ベルリン市で最高の人気を誇るサッカークラブがヘルタ・ベルリンである。優勝回数は少ないものの、熱心なサポーターに恵まれ、東西冷戦の中にあってもヘルタ・ベルリンを応援することだけは東西関係ないこととされていた。
11/29 22:53

#140novel その関係ないことは、1961年8月13日午前0時、突然の終わりを迎えた。ベルリン市の西半分を取り囲むように壁が作られたのである。ベルリン市の西半分は、東ドイツの中に浮かぶ西ドイツの領土。東ドイツの住民が自由に行ける場所ではなくなった。
11/29 22:53

#140novel 西ベルリンにあるヘルタ・ベルリンの本拠地は、ある日突然作られた壁のすぐ近くにあった。壁に阻まれてベルタ・ベルリンの試合を観に行けなくなったサポーターたちは、壁のそばまで近づいて、壁の向こうから聞こえてくるスタジアムからの完成に耳を傾けるしかできなかった。
11/29 22:53

#140novel 東ドイツのテレビでヘルタ・ベルリンの試合を中継することは絶対に無かった。ラジオも中継しなかった。新聞も、雑誌も、東ドイツのメディアはヘルタ・ベルリンのことを伝えなかった。愛するクラブがどうなっているかも、どんな選手がいるのかも、わからなくなった。
11/29 22:54

#140novel それでもサポーターたちはヘルタ・ベルリンを愛し続けていた。本拠地スタジアムが移転して壁の向こうからの歓声が聞こえなくなっても、サポーターたちは壁に押し寄せ、愛するクラブをサポートし続けた。
11/29 22:54

#140novel 1989年11月9日、当たり前のことを阻んできた壁が壊れた。それは、28年に渡って許されてこなかった「当たり前」を取り戻した瞬間でもあった。https://youtu.be/zmRPP2WXX0U
11/29 22:58