【回族】（かいぞく）
一三世紀に中国に移住したイスラム教徒を起源とする中国の少数民族。この人たちの人権がどうなっているかを考えるだけで、共産主義の人権がどの程度のものなのか理解できる。
【海賊】（かいぞく）
船を操って、貨客船や沿岸の集落を襲撃し、人や財貨を奪い取る盗賊で、その中のさらに落ちこぼれがシーシェパードである。
【海賊衆】（かいぞくしゅう）
海賊を構成する者。知的レベルが恐ろしく低く、頭蓋骨を開けてから大脳を探すのに顕微鏡を必要とする。それでも見つかるならこの程度、やっぱり見つからないとなったらシーシェパードとなる。
【海賊船】（かいぞくせん）
海賊が使用する船舶。海洋警備の訓練の標的とする以外に存在価値は無い。
【快速電車】（かいそくでんしゃ）
停車駅を少なくして速く走る電車。最寄駅が通過駅であることに不満を持つ者が「快速を〇〇駅に停車させよう」という運動を起こすと、その駅の利用者以外の乗客から怨嗟の声があがる。
【海賊版】（かいぞくばん）
著作物を、著者や出版社の許可を受けずに複製した出版物。これを許せないと考えておきながら、自分は本屋での立ち読みで済ませようとし、店頭に無いと「買うつもりは無いが読みたいからこの店におけ」と書店員に言う図々しい者がいる。
【海賊盤】（かいぞくばん）
音楽や映像作品などのCDやDVDを無断で複製して販売すること。あるいはそうして作られたCDやDVD。音楽や映像を作る困難さを知らない者だけが、安いからこれでいいと平然と考える。
【海賊放送】（かいぞくほうそう）
無許可の放送。送る側は権力の圧力に負けないためと考えるが、電波を食らう側は単なる迷惑でしかない。
【快速球】（かいそっきゅう）
野球で、すばらしく速い球。これを投げるのは常に敵チームの投手であり、贔屓にしているチームの投手に見られることはない。
【買初め】（かいぞめ）
新年になって初めて買い物をすること。徳薙零己は今のところ、五年連続で親族の家に行くための切符がそれである。
【塊村】（かいそん）
区画整理がなされず、雑然と家が立ち並んでいる集落。実際に住んでいる人間はなんとも思わないが、旅行者などの外部の者にとっては巨大迷路に等しい。
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