○芸能人の私生活を付け回す仕事なんかして恥ずかしくないのだろうか?
○合コンで「芸能人のプライバシーを追いかける仕事をしています」と胸を張って宣言できるだろうか?
○親として、我が子に自分に仕事を誇らしく言えるだろうか?
○「テレビ番組を作る仕事をしている」「雑誌を作る仕事をしている」とかいってごまかしているのではなかろうか?
○メディア関係に勤めるために、一流高校、一流大学を経て、就職活動も勝ち抜いて、やっと手にしたメディアの仕事がそれだというのは虚しく感じないのだろうか?
○そもそも、ゴシップを好む人がどれだけいるのだろうか?
○テレビにしろ、雑誌にしろ、そんなどうでもいい情報を好き好んで相手にする人がどれだけいるのだろうか?
○テレビの場合はチャンネルを変えるし、雑誌の場合はそもそも手にとらないのではないだろうか?
○誰と誰が付き合っているとか、どんな私生活を送っているのかとかいった情報の、いったい何が面白いのだろうか?
○マスメディアの衰退は、設定している視聴者の知性と、現実の視聴者の知性との乖離だとまだ気づいていないのだろうか?
○かつて、メディアで情報を発信する側は、情報を受け取る側よりも高い知性があるという前提があった。今やそのようなものはない。情報を受け取る側のほうが高い知性を有している。
○認めたくはないと思うが、メディアは嫌われるようになったのではない。バカにされるようになったのである。
○ゴシップはその原因の一翼を担っている。
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ブログネタ:自分の恋愛がメディア沙汰になったらどうする?
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