○歩く。目的も無く歩く。歩いた先に何があるかなどわからない。
○図書館に籠もる。本は読み放題。高くて買えない本でも、もう書店には並んでいない本でも、図書館の書架に並んでいれば、他の人に先を越されない限り自由に読める。
○草野球やアマチュアサッカーの観戦。意外と身近なところでやっている。特に、サッカーの都道府県リーグあたりだと、かなりハイレベルな試合を無料で観戦できることが多い。
○入場無料の博物館や美術館。観覧者が少ないことも多いので、学芸員の方々からかなり詳しい説明を受けることも可能。
○駄弁る。無計画に話をしているだけでも時間は過ぎていく。
○学ぶ。本を読むだけでなく、本の内容を自分なりにノートにまとめてみる。いささめの平安時代叢書も、極論すればその成果である。
○こちらに図太い神経、あちらに寛容な精神があるという前提で、学生でもないのに大学の講義に潜り込む。これを侮ってはならない。スティーブ・ジョブズはこれをきっかけに世の中に羽ばたいた。
○駅前で呆然と時間が過ぎるのを待つ。ちなみに大学時代、キャッチセールスの周囲を10人ぐらいでたむろして、誰かに声を掛けたら一斉に集い、声を掛けてられている人に向かって、話をしている人がキャッチセールスであることを説明するという遊びをしたことがある。
○スーツを着用して、いらないと言っているにも関わらずしつこく勧誘してくるマンションのモデルルームへ。注意すべきは身分を証明するものを何も持たないこと。こちらがどこの誰なのかを一切知らせず、書くように求められても一切応じず、あれこれと飲み食いすると、顰蹙を買うと同時に時間が潰れる。
○あえてマルチに応じる。レストランに行き、席はいつでも逃げ出せる場所から絶対に動かず、好きなだけ飲み食いをして、支払いを相手に押し付けて退散。
○まあ、今だとスマートフォン一つあればかなり時間が潰せるから、昔に比べれば時間の消化は気軽になってきた。
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