辞典(おりひ~おりま) | Short+α

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【折り櫃】(おりびつ)
檜の板を折り曲げて作った箱で、菓子や肴などを入れるのに用いる。実に見事な芸術品であることも多く、分不相応な料亭に行った人がなぜか持ち帰ろうとして怒られるという光景がまれにみられる。


【織り姫】(おりひめ)
布を織る女性のこと。本来はこちらの意味。


【織り姫】(おりひめ)
七夕物語のヒロインである女性。天の川の向こうに離ればなれになった彦星とは1年に1回しか会えないという悲劇のヒロインであるが、星の寿命を仮に10億年とした場合、生涯で10億回会っていることとなるので、人間の感覚で行くと3秒に1回は会えていることとなる。


【折節】(おりふし)
その場合場合。延々と繰り返した会議の結論は、結局こう対応しようという内容であることが多い。


【折節】(おりふし)
季節。風邪をひくことでその変化を知ることができる。


【折節】(おりふし)
ちょうどその時。3時間待ち続けていたのにトイレに行っていた3分の間に自分の順番がきたという、つい先日、とある病院で実体験したこと。


【織部】(おりべ)
織部司に勤める職員。ただ単に朝廷の布地を管理する役目と侮るなかれ。この時代の布地は現在の現金と同じ価値を持っていたのである。


【織部司】(おりべづかさ)
律令制で、朝廷で使用する布地の管理を担当していた部署。単に布地を扱うだけかと思うかもしれないが、上部局は大蔵省であり、現在で言うと財務省造幣局に相当する。


【折り本】(おりほん)
和本の装丁の一種で、一枚の長い紙を折り畳んで作成した、綴じ目のない本。履歴書を和紙でこのように作り、毛筆で自分の経歴を書いて送ったのが大学時代の徳薙零己である。しかも、そのデザイン事務所に採用され、コピーライターとなり、事務所がつぶれて一時期無職になったという経歴を持っている。


【折り曲げる】(おりまげる)
私有地に所有者の許可なく勝手に立てた某政党の掲示板に対して行なうこと。


【織り交ぜる】(おりまぜる)
主題の中に脇道に相当する物事を組み入れ、全体として把握しやすいようにする。これがある文章は不真面目と言われるが、これがない文章は読んでて疲れる。


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