○何歳になっても自分はまだ若いと考えるものだが、若さを諦めきれずに自らの老いに向かい合わないのはみっともない。
○以下の症状が見られたら、立派に老いである。そして、そっれを実感しなければならない。
○自分がリアルタイムでニュースとして実体験したことが歴史として学ぶ対象になった。
○同い年のプロ野球選手がベテランと呼ばれるようになった。
○気がつくと、サッカー日本代表がことごとく歳下になっていた。
○年齢を下にごまかすようになった。
○若く見られて喜ぶようになった。
○とても頼りがいのある人を見て、その人が歳下だと知って愕然とする。
○世代別アンケートで一〇代の意見と自分の意見とが一致しないことを気にするようになった。
○最新の流行についていくために努力しなければならない。
○若者が知らないであろうことを語るときに目が輝くようになった。
○ドラマなどの世界での教師や上司など「主人公より歳上の人」の設定年齢が、自分の実年齢よりも下になった。
○同世代間の比較が、学力や容姿ではなく経済力になった。
○住宅ローンの返済計画を立てるときに出てくる「三五年ローン」と自分の定年退職とを比べなければならなくなった。
○特に最後のところは現在二〇代である人に心に留めて置いてほしい。家を買うには二〇代のうちに決断しなければならない。三〇歳を過ぎて家を買うときにはじめて三五年ローンというものを目の当たりにしたとしたら、ローンを払い終わる頃には定年退職を迎えてしまっているという現実があるのだから。
○ちなみに、一度も浪人や留年をすることなく二三歳で就職し、三〇歳までの八年間、毎月八万円、年間一〇〇万円の貯金をし続けてやっと、三〇歳で家を買うときの資金である八〇〇万円が用意できる。
○八〇〇万円を用意してやっと、三〇〇〇万円の家を買うためのローンが組めるようになる。
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ブログネタ:老けたなあと感じたこと
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