【親知らず】(おやしらず)
生みの親を知らないこと。父は親愛なる指導者同志であり、母は万能の党であるという国において、誰もがなりたがる境遇。
【親知らず】(おやしらず)
もっとも奥の歯。外の歯が一〇代のうちには生えるのに対し、この歯だけ遅くならないと生えてこないところから、親が亡くなった後に生えてくる歯としてこの名で呼ばれる。昨今の高齢化社会のせいで、生える頃まで親が生きているどころか、加齢のせいで歯が抜ける様子まで親が見届けることも珍しくない。
【親不知】(おやしらず)
新潟県糸魚川市の外波から市振までの海岸。危険な波打ち際を通るためにかつては親子でも互いに気遣う余裕がなかったためにこの名で呼ばれる。嫁姑問題の解決策として考えてはいけない。
【親代】(おやしろ)
親に代わって子供の世話をする人。自分はこれを求めた上に、我が子が成人するまでほとんど関わらなかったくせに、いざ老齢になると我が子に自分を世話させようなどという鬼畜は意外と多い。
【生やす】(おやす)
生えさせる。自らの頭髪が薄くなって地肌が見えるようになったときに、悪魔に魂を売ってでも手に入れたいこと。
【生やす】(おやす)
男性の(放送禁止用語)を(放送禁止用語)させること。(放送禁止用語)や(放送禁止用語)などの他に、(放送禁止用語)などの方法もある。
【御安い】(おやすい)
簡単である。自分がまだ実体験したことのないことに対する一般的感想。
【御安く無い】(おやすくない)
男女が特別な関係にある様子をからかって言う語。その本音は嫉妬である。
【御休み】(おやすみ)
勤労者に対し何があろうとも絶対に保証しなければならないこと。これを直前に奪うと、いとも簡単に勤労者の忠誠心は消滅し、意欲を持たない存在へと変化する。
【御休みなさい】(おやすみなさい)
これから寝るというときの挨拶。システムエンジニアの職場がこれ以上ない忙しさになると、「お先に失礼します」ではなくこの言葉が挨拶になる。
【親代代】(おやだいだい)
祖先から代々伝えてきたこと。そんなもの何もない庶民に限ってこんなことを考え、嫁に男児を産ませようとする。
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