【思惑売り】(おもわくうり)
相場の値下がりを予測して売ること。その後相場は急騰する。
【思惑買い】(おもわくがい)
相場の値上がりを予測して買うこと。その後相場は急落する。
【思惑師】(おもわくし)
相場の変動を予測して株の売買をする人。ギャンブルだと批判する人もいるが、それを制限したら社会がどうなるかはヒトラーが教えてくれているから、私は批判しない。
【思惑違い】(おもわくちがい)
見込み違いであること。五月病の原因。それを過ぎると現実に馴染んで身の程に合っていく。
【思惑違い】(おもわくちがい)
双方の考えが真逆であること。街頭演説で叫んでいる人と、その騒音を聞かされている人との関係。
【思惑話】(おもわくばなし)
別の目的があることを隠してする話。この能力が上達しないと面接がうまくいかない。
【思わしい】(おもわしい)
「好ましい状態である」や「よく思われる」など、本来は良い意味を示す言葉なのだが、現在ではなぜか否定形でしか使われない。
【思わず】(おもわず)
無意識のうちに。仕事に限らずミスというのはこうして起こる。これを防ぐ方法は「気をつける」ではなく「そもそもミスしている状態では動かせない」という仕組みを作るしかない。
【思わず】(おもわず)
意外なことに。埼玉生まれ埼玉育ちであるくせに、ファッションセンターしまむらにも、山田うどんにも行ったことがないばかりか、田んぼを見たのは小学校の社会科見学が最初、そして、生まれてから四〇年、未だに人生で一度も田んぼに足を踏み入れたことがないというと誰もがそう思うようだが、これらは全て徳薙零己の事実である。
【思わず知らず】(おもわずしらず)
無意識のうちに。歯を磨こうとして洗顔フォームを歯ブラシに絞り出すところから、歯ブラシを口に入れてしまってから三秒後までの間の謎の沈黙時間。
【面忘れ】(おもわすれ)
人の顔を忘れること。特に小学校や中学校では、卒業式の直後にクラスメートに対して行なうのが一般的である。
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