【思い隈】(おもいぐま)
細かな心配りが行き届き、相手への思いやりもあるという、相応の報酬を払わなければできないこと。
【思い隈無し】(おもいぐまなし)
思慮分別が足りない。三〇歳を過ぎたら自然とこれから脱せると思っていたが、そうではなかった。
【思い隈無し】(おもいぐまなし)
相手の立場を考えない。考えないのではなく、考えるに値しない相手だと判断しているケースのときもある。
【思い暮らす】(おもいくらす)
恋しく思いながら日々を過ごす、本人にとっては純愛、被害者にとっては裁判沙汰の行為。
【思い比べる】(おもいくらべる)
比較して考える。このとき「昔は良かった」という結論に至るには、ネットもなく、テレビのチャンネルも少なく、トイレの後はウォシュレットではなく紙で拭くという時代を美化する必要がある。
【思い苦し】(おもいぐるし)
つらいほどに切ない。ぎっくり腰をやらかして身動きがとれなくなっているときはどうしてもこうなる。
【思い消つ】(おもいけつ)
無理に忘れようとする。当然ながらそんなものできるわけはない。ただし、無理に忘れなければならないような記憶を押しつけた奴を退治できたときは除く。
【思い消つ】(おもいけつ)
無視する。軽蔑する。民主党、共産党、社民党に対して常識に基づいた礼儀正しい対応をする。
【思い子】(おもいご)
かわいく思う子。親の態度が、自分と他のきょうだいとで明らかに差異があるとき、それは本人のせいではなく、親があなたをこのように考えていないからである。そうなったもちろん、老後の面倒など見ないでよろしい。
【思い恋う】(おもいこう)
恋しく思う。たいていのJ-POPの内容はこうだが、万葉集からして既にそうなのだから、これはもうそれは日本のうたというものなのだと悟るしかない。
【思い焦がれる】(おもいこがれる)
一途に恋しく思う。そうだと決めた相手が三次元の存在だと、大小便もするし、屁もするし、色々と幻滅させられる存在なのだが、二次元だと徹底的に都合良くできるので、最初から嘘とわかっていても幻滅はさせられない。ただし、作者の意向次第によっては例外もあり得る。
【思い込み】(おもいこみ)
深く信じこむこと。こういう人間を説得することはできない。そして、説得しても得られるものなど何もない。
【思い込む】(おもいこむ)
固く心に決める。信者と呼ばれる存在は、純粋であればあるほどこの度合いが強く、厨二病が治らずに悪化する。
【思い込む】(おもいこむ)
そうだと独り決めして信じてしまう。ビジネスで成功しているのはこういう製品を作った企業である。客の意向を聞いていたら、スマートフォンは今でも折り畳み式でキーボード付きであったろう。
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