偉大なる皮肉・宝くじ売り場編 | Short+α

Short+α

Twitter(現)に登録してから15年

このあとで生まれた子がパリ五輪で金メダルを取ったというのに、俺はいったいこの15年間何をしていたんだろう……

Xに登録した日を覚えていますか? #MyXAnniversary

○当たると評判の売り場の特定の窓口にだけ長蛇の列。同じ売り場でも窓口が違えば閑散としている。


○銀座でコピーライターをしていたときに見た有楽町の宝くじ売り場の混沌は、何とも言えない恐怖を感じさせるものだった。


○売り場には宝くじ関係の音楽が常に流れている。


○売り場の空気の環境は悪そうなのに、寒そう。


○過去の栄光にすがるように、はるか昔「この売り場から1等が出ました」の手書き広告。


○誰も並んでないところで買う人は「宝くじでも買うか」という軽い感じなのに、行列に並んでいる人は殺気立っている。


○その行列を映し出すマスコミ。


○行列に並んでいる誰もが当選を考えている。


○中には「別に1等じゃなくても、当たるなら100万でいいよ」などと謙虚を装う図々しい願望を抱く者がいる。


○比較的新しいショッピングモールだと、最初から屋外に面するところに宝くじ売り場が組み込まれている。


○でもやはり、売り場は屋外に向かっている。


○宝くじをギャンブルであると声を挙げて主張する者はいない。いるかも知れないが、目に見える存在では無い。


○同様の現象はtotoの導入時にも見られた。今や誰も悪性のギャンブルとして糾弾する者はいない。



○宝くじの存在意義については、下記の図書の「第4章 産業社会における権力の正当性」 p.98「経済では癒されない」を参照。

ドラッカー名著集10 産業人の未来 (ドラッカー名著集―ドラッカー・エターナル・コレクション)/ダイヤモンド社
¥2,100
Amazon.co.jp




にほんブログ村 お笑いブログ 自作面白ネタへ
にほんブログ村

宝くじが数億円当たったら周りに言う? ブログネタ:宝くじが数億円当たったら周りに言う? 参加中