○太っていて体脂肪に満ちあふれていると言っても、寒いものは寒い。
○しかし、雪国に住む人に言わせれば、「雪も降ってないのに寒いなど言うな」となる。
○以下は北海道に住む我が親族から聞いた言葉である。
○寒い地域の人にとっては、暖房が贅沢品ではなく生活必需品となっている。
○生活費に占める燃料費は内地の人間には想像もつかない金額。数万の出費は当然で、6桁に達する家庭もあるらしい。
○灯油を燃料としているので、灯油の値上がりが家計に大打撃を与えている。
○燃料は灯油でも、暖房設備の制御は電気でやっている。停電したら暖房が全部止まる。家の中でも凍死するし、交通インフラも全部壊滅。
○雪下ろしのための費用もバカにならない。自分で雪下ろしをする人もいるが、雪下ろしで屋根から落ちて怪我する人や命を落とす人もおり、行政からもじぶんでやるのではなく専門業者に依頼するよう薦めているとのこと。
○もっとも、冬場は燃料手当が出るらしい。それは我が親族の勤務先だけなのか、それとも北海道全体がそうなのかは不明。少なくとも我が親族の勤務する会社は、北海道支社勤務の者については燃料手当を支給しているとのこと。
○家の中は暖かくするので半袖一枚で暮らす。それぐらいの暖房でないと命に関わる。
○あの事故のせいで節電を求める声が出ているが、暖房の節約だけは絶対にできない。それこそ命に関わる話である。
○そこまで踏み込んで主張しているのは、内地からわざわざやってきて反原発と叫ぶだけ叫んでさっさと内地に帰る奴だけ。はっきり言って大迷惑とのこと。
○12月の選挙でも、原発反対だけを訴える奴らだけは絶対に投票しなかったし、したという人を見たこともない。何で比例で受かったのかもわからないとのこと。
○聞いた話によると、お年寄りが凍死したという。もっとも、これは親族が電話で言っていた噂話なので信憑性については不明。
○しかし、そのような噂話が出るというのは、いかに電気のない冬の暮らしに恐怖を感じているかという現れでもある。
○雪の降ってない埼玉で寒いなんて言って申し訳ない。
○でも、これは言わせてほしい。「その代わり、埼玉の夏はとても暑いんだ」と。
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