偉大なる皮肉・出会い系サイト編

○私はこれでもシステムエンジニアなので、その手のサイトに関する情報も少しは知ってます。

○まず、無料などはあり得ません。いかに良心的なサイトであっても、広告収入だけで必要経費を充填できるわけありません。

○そのため、登録だけが無料で、ある程度以上のやりとりは有料ポイントを設定する、あるいは同一業者の経営する登録無料で利用は有料のサイトに自動登録するという方法がとられます。

○会員に費用を払わせる場合、9割は男性だけが費用負担する仕組みです。男女ともに費用を負担させることは少ないです。

○例外は、男性の年収が極めて高いことを謳った上での出会い系サイトです。このときは女性が費用を負担します。

○登録してすぐに届くメールは間違いなくサクラです。サイトにアクセスさせ続けるための常套手段です。

○サクラはアルバイトである場合と、コンピュータプログラムで自動作製する場合とがあります。そのプログラムを作る人を募集する求人広告がエンジニア向けに登場することがたまにあります。私のところに来たこともあります。

○出会い系サイトの個人情報管理はかなり杜撰です。システムエンジニアにあるまじき杜撰さとして、同業者として怒りを感じるほどです。

○ですので、本名や実際の住所、普段使っているメールアドレスを登録してはいけません。写真をアップするのも要注意です。

○有料のサービスを利用するとき、クレジットカードを使うのも要注意です。個人情報管理が杜撰で漏れ出す可能性が高いです。

○どうしても有料のサービスを利用したいなら、銀行や郵便局に実際に足を運び、現金で振り込むことです。これなら個人情報が最低限に抑えられます。

○メールがコンピュータで自動で作られるものなのかは、氏名の最後を「～さん」や「～くん」にすることです。メールが「～さんさん」や「～くんさん」ならそれはコンピュータでの自動作成です。

○ちなみに、登録したあとでどうやって出会うかについては聞かないでください。私が知っているのは、サイトの仕組みと、プログラムの存在と、個人情報管理の杜撰さだけです。

○実際に使ったことが無いので、使ってみての感想とか、攻略法とかは聞くだけ無駄です。

Ｓｈｏｒｔ＋α