偉大なる皮肉・マッサージ編

○美人の受付の人がいても、その人がマッサージするとは限らない。徳薙零己はどういうわけか、その店でいちばんマッチョで屈強なおっさんが担当になることが多い。

○首や肩を触った瞬間、コンピュータエンジニアであることが一瞬で読み取られてしまう。

○頭から足まで全てが凝り固まっている。

○いちど二時間のマッサージを受けたことがあるが、「もっと時間があれば首の凝りがとれるんですけど…」と言われた。どこまで凝っているのか？

○関節を鳴らすつもりはないのだろうが鳴ってしまう。そして、そんなところに関節があったのかとはじめて知る。

○マッサージをしてもらっている途中で、かなりの可能性で眠ってしまう。特に、頭や、膝から下をマッサージしてもらっているとき。

○カイロプラクティックに行ったら、腰骨と首の骨がひん曲がっていると言われた。ひん曲がっているのは性格だけではないらしい。

○どこにでもあるごく普通のクイックマッサージ店なのに、風俗店と間違えて入ってくるオッサンの後ろ姿の悲しさ。

○初めての来店のお客様に対する店側の配慮として、店長自らの施術を行っているのに、オッサンに施術されるので憮然とするオッサンのもの悲しさ。

○クレジットカードでの支払いが出来ず、現金払いしかダメだという店での財布の中の減りの速さよ。

○徳薙零己の首と肩と腰のコリとハリを解消してくれる店があれば、交通費を払ってでも行きたい。ただし、ヤバ目の風俗店は除く。

Ｓｈｏｒｔ＋α