○スイスは戦争をしないのではない。戦争を仕掛けないだけで、売られたケンカを買えるだけの兵制と軍備を常に整えている。
○エジプトはエジプト後ではなくアラビア語のエジプト方言。エジプトには日本の漫才師に相当するコメディアンがたくさんおり、エジプト方言を聞いたアラブ人はコメディアンの話し言葉を連想する。
○カナダのケベック州はフランス語が公用語だが、本場のフランス以上にフランス語を徹底させている。
○インドで最も人気のあるスポーツはクリケット。どうしても罪を認めない犯罪者に「このままだとクリケットのテレビ中継までには家に帰れないぞ」といったらあっさりと罪を認めた者もいる。
○ボリビアには海がないが海軍がある。かつては太平洋に面した領土を持っており、戦争に負けて領土を奪われても、いつかは取り返すという気概から海軍を持ち続けている。
○ロシアのウラジオストクにはプロのサッカーチームがあり、モスクワのクラブと公式戦を行っているが、片道の移動だけで1日かかるため、「ウラジオストクはJリーグに行くべきだ」という議論も起きた。
○オランダは一人あたりの自転車数が世界一多いにも関わらず、自転車がさほど輸出されていない。オランダの自転車にはブレーキがなく、すんなり乗れる外国人が少ないから。
○ちなみに、オランダの自転車は、ペダルを逆に回すとタイヤが逆回転しようとして速度が落ちブレーキがかかる仕組みになっている。
○バルセロナ周辺で話されているのはスペイン語のカタルーニャ方言ではなくカタルーニャ語。FCバルセロナのホームページで発表されるニュースはまずカタルーニャ語で記され、少し経ってスペイン語に翻訳された文章がスペイン語の別ページに記される。
○福祉を声高に訴える人が理想郷とすることの多いスウェーデン。確かに福祉は充実しているが色々と崩壊してきている。病院はかなり安いが診療してもらうためには三ヶ月待ち。殺人や強姦は日本の三〇倍以上の割合で発生。ヨーロッパで最も人種差別の偏見が強い。
○かなり北にあり、氷河もあるため寒い国と思われるアイスランドだが、実際には仙台ぐらいの気候。暖流が付近を流れているので割と過ごしやすい。
○フィンランド、トルコ、ルーマニアといった、かつてロシアに苦しめられた経験のある国では日本の人気が高い。ロシアと戦争して勝ったから。
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