偉大なる皮肉・災害ボランティア編 | Short+α

Short+α

新作公開
https://amzn.to/446DlZF

○ボランティアの腕の見せ所は、被災者に希望をいかに見せるか。断じて「ガンバレ」などとほざいて、被災者の傷口に塩を塗ることではない。


○あまり知られていないが、避難所の運営資金の確保もボランティアの大切な仕事である。避難所の運営資金が全て税金でまかなえるわけではない。


○ゆえに、右だの、左だのと、思想に関係なく、寄付を出してくれるところにいかに頼み込むかの営業力もボランティアに問われる。


○これを苦痛と感じていたらボランティア失格である。ボランティアの最大任務は被災者の生活再建。自分のプライドを被災者の苦痛より優先させてはいけない。


○それまでどんなに大企業批判を繰り返してきた者であろうと、大口の寄付を出してくれるのであれば頭を下げなければならない


○ボランティアは基本的に無償である。無論、ボランティア個人にも生活があるから全くの無料で運営できるわけではない。だが、給料が貰えると勘違いする奴はどんな状況下にもいる。


○「ボランティアに行けば単位を出す」なんてことをやると、やる気のない学生が被災地にたむろすることとなる。


○災害ボランティアを奴隷扱いする業者がいる。


○有料で工事を請け負い、ボランティアを無償で働かせる、ピンハネを越えた丸ハネをたくらむ奴がいる。


○一泊二日で被災地に行くはいいが、何するでもなく写真を撮るだけで終わり、それでいて「土日はボランティアに行きましてね」などとほざいて写真を見せるバカがいる。


○「ボランティアやってる俺って格好良くね?」とどう考えてもナンパ目的のバカがいる。


○「ボランティア」=「肉体労働」と考えているのか、事務作業は断固拒否するのがいる。




大震災名言録/藤尾 潔
¥580
Amazon.co.jp


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村