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○出会いたくない人と出会い、別れたくない人と別れる。
○運命的な出会いのいくつかは、生涯の敵となる相手との出会いである。
○離れたいと思っている相手と別れることは難しい。特に、こっちには何のメリットがなくても相手にとってはメリットがあるというときは。
○結婚相手との出会いが「運命的な出会い」だと説明する場合、あまり大声では言えない出会いであることがある。
○永遠の別れが来ることを期待する相手はそう簡単に別れてくれない。
○春の出会いに期待していられるのは三月まで。四月に現実を思い知り、五月には憂鬱が訪れる。
○冬の最中に春の出会いを過剰に期待する者は、春になったら夏の出会いに期待する。
○別れなければならないことが決まっている関係は意外と多い。ただし、それを自覚しているかどうかは別である。
○家の中に出会いはない。あらゆる出会いは外の繋がりが必要である。
○出会いの確率は人口密度と関係しない。密集でも孤独は孤独のまま。
○別れを名残惜しく感じ涙を見せると、それが最後の印象となり、次に出会うときまで涙姿がインプットされる。
○「出会い」という言葉がタイトルに含まれるeメールは、その大部分が出会い系サイトのスパムである。
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