【売気】(うりき )
取引で、将来値が下がると見て、損をしないように早めに売ってしまおうとする傾向。自分はそれをしたいが、他人のそれのせいでさらに値が下がることは納得できない。
【瓜切り】(うりぎり )
ウリを切るように真っ二つに切ること。間違えて「爪切り」と書いてしまう人がいる。
【売り切る】(うりきる )
商品を全部売ってしまい在庫のない状態にする。稀少ということにして値段を高く維持する方法。
【売り切れ】(うりきれ )
売り切れること。三時間掛けてそこまで行き、二時間の行列に耐えた結果。
【売り切れる】(うりきれる )
ダイエットに効果ありとテレビで取り上げられた食品の翌日。
【売り食い】(うりぐい )
持っている品物を少しずつ売って、その金で生活すること。こんな生活ができるほどの貴重品を残さなかった先祖に払う敬意はない。
【売り崩し】(うりくずし )
相場を下落させるために意図的に供給過剰の状態を作ること。それを知らずにもっと下がると考えて手を出さないと、その瞬間に相場の上昇が始まる。
【売り薬】(うりぐすり )
医師の処方箋を必要とせずに買える薬。病院に行くと金がかかるからとこれで済ませようとすると、病院に行ってちゃんと処方箋を出して貰うより高くつく。
【売り口】(うりくち )
商品を売り込む相手。気が弱そうで、べらべら喋られるとそれがいらなくてもハンコを押してしまいそうな人。
【沽券】(うりけん )
取引における契約内容を記した証書。それまではなかったのに、裁判になると突然現れる。