辞典(うめ~うめく) | Short+α

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【梅】(うめ)
バラ科の木。本来は人間の手で運ばないと遠くまで行けないが、太宰府天満宮にあるのだけは空を飛んできたらしい。それをきっかけにして徳薙零己は10月1日から「いささめ」で新たな小説を始めることとなった。

【埋め合わす】(うめあわす)
損失に匹敵する利益を上げる。埼玉スタジアムの場合、年間7億円の経費を埼玉県の財政に計上させているが、70億円の税収と、700億円の経済効果を出しているので、埋め合わせのレベルをはるかに超えている。

【埋め合わせ】(うめあわせ)
他者へ与えた損害に対する、事物を無償で提供することでの相殺。皆殺しにしてしまえばこんなことをしなくても良くなる。

【埋め合わせる】(うめあわせる)
欠けた物を別の物で補う。囲碁で形勢が不利になった黒が、食べてたブドウの皮を絶妙なポイントに配置すること。

【梅が枝】(うめがえ)
梅の枝。酔っぱらいに折られる運命にある。

【梅が枝田麩】(うめがえでんぶ)
細く切ったするめを醤油や酒で煮て山椒を振りかけた食べ物。どういうものがか調べようにも出てくるのは辞書のサイトのみである。

【梅が香】(うめがか)
梅の香り。本来、花見はこの香りを愉しむことであり、香りのない桜の木の下で宴会を開くことではない。

【埋め木】(うめき)
木材の穴や割れ目に木切れを詰めて、失敗や不細工がなかったことにすること。

【呻き】(うめき)
痛さや苦しさから声をもらすこと。カラオケで気持ちよく歌っているときに他者にそうではないかと思われていること。

【呻き声】(うめきごえ)
「呻き」のときに発せられる声。そのカラオケルームの外に漏れてくる音を聞きつけた店員が慌てて駆けつけたこと。

【呻く】(うめく)
「呻き」の行動。自分は大丈夫であることを店員に示すためにもう一度歌うこと。

【埋め草】(うめくさ)
雑誌・新聞などで、余白を埋めるための短い文章や記事。それだけでできている新聞があるが、それがどこであるかはあえて記さない。

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