ブログネタ：夏休み、子どもと一緒にどこ行きたい？
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軽井沢おもちゃ王国
ホテルグリーンプラザ軽井沢
「今日の一言」にも記しましたが、伯母が亡くなりました。伯母と言いましても母とかなり年齢が離れており、私にとっては祖母のような方でした。
「子供と一緒にどこ行きたい？」というお題を見、伯父が亡くなってから五年、一人で生きてきた伯母が亡くなったという現実を直面し、私がまだ幼かったころ伯母夫婦にいろいろと連れて行ってもらった思い出が蘇ってきました。ただ、そこには上記のような場所はありません。その代わり、現在とは全く違う、小さくて人の入りの少ないサッカー場の思い出があります。
思い返せば、生まれて初めてサッカー場に行ったのも、当時の日本リーグを観戦しに伯母夫婦に西が丘サッカー場に連れて行ってもらったのがスタートです。私がサッカー馬鹿になったのもそれがきっかけです。
ただ、伯父が熱狂的なサッカーファン（当時はサポーターとは呼んでいませんでした）だったのに対し、伯母はサッカーにはさほど関心を示さず、つまらなそうにいたのを覚えています。
埼玉に浦和レッズというサッカーチームができ、戦時中に埼玉に疎開してきてからずっと埼玉に住んできた伯父は自然と浦和レッズのサポーターになりました。ただ、伯父が亡くなったのはレッズが初タイトルとなるナビスコカップをとる一ヶ月前。一度も優勝を味わうことがなくこの世を去ってしまったことが伯母は気がかりであったらしく、それからテレビで何度か浦和の試合を見るようになりました。もっとも、最後まで「オフサイドって何？」と聞いていましたから、サッカーそのものに対する興味は最後まで持てなかったのかも知れません。
今頃は、夫が愛してやまなかったクラブが、タイトルをとり、優勝をし、アジアを制覇し、世界に挑戦したことを伝えていると思われます。
私もやがていつかはあの世へ行く日が来ます。私はおそらく地獄行きですので伯母と会うことはできないと思われますが、閻魔大王が気まぐれを起こして天国に行けるようなことがあったら、「伯母が伝えた以上の成績をあなたが愛したクラブは残すようになりましたよ」と伝えられると思われます。
川崎戦、数多くの方が埼玉スタジアムに足を運ぶと思われます。
その中に私はいません。私は喪服を着て参列しています。
