辞典(いろな~いろふ) | Short+α

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【色直し】(いろなお・し)
結婚披露宴の途中で式服を別の衣服に改めること。本当は呼びたくもなかったし、スピーチもさせたくなかったのだが、立場上させなければならない人のスピーチのタイミングを狙って行なわれる。

【色流し】(いろなが・し)
染料を水に浮かべて不規則模様を作り出し、その水に布地を浸すことで布に模様をつける方法。水たまりを狙って転ぶとできあがる。

【色無し】(いろな・し)
温情みが欠け、冷淡であること。人間がコンピュータに対して抱く感情。

【紅無】(いろなし)
能での中年女性を示す装束。転じて、若さへの未練を断ち切り、大人の魅力を引き立たせた女性のこと。男はそうした女性に憧れるが、たいていは相手にされない。

【色成】(いろなり)
封建制度下で大豆や雑穀などコメ以外の作物を納めさせていた税。北朝鮮では現在でも存在する。

【色抜き】(いろぬ・き)
染めつけてある色を抜き去ること。そこらで安売りしていた色物のシャツを何も考えずに洗濯機へつっこめば完成。

【伊呂波】(いろは)
最初に知っておかなければならないこと。小学校ではひらがなや数字、中学校では最も恐るべき教師や先輩、高校では誰が誰とつきあっているか、大学では誰の講義なら楽に単位をとれるか、入社したら社内の派閥関係。

【色話】(いろばなし)
情事に関する話。女性週刊誌の主たる内容。

【色節】(いろふし)
きらびやかで美しいこと。周囲から奇異の目で見られる服装の人の自己評価。

【色文】(いろぶみ)
恋の思いを記した手紙。あとで脅迫の材料として利用できる。