偉大なる皮肉(3) | Short+α

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○自分の生まれた年を西暦で言うか昭和で言うかは、平成生まれが増えるにしたがって西暦が増えるであろう。



○流行に敏感な人は常に流行を追いかけるのみで、流行の中にいない。



○自分が似ていると思っている人はたいして似ていないが、他人が似ていると思う人はだいたい似ている。



○主観では似ていると思っていても、客観的には髪型と服装しか似ていない。



○どんな世代でも、前の世代は古くさく、後ろの世代は乱れていると感じる。



○管理教育を否定する者は多いが、非管理教育を実践できる者は少ない。



○個性重視と言うが、重視されるほどの個性を持つ者はいない。



○それほどの個性を持つ者は、重視される以前に、既にその個性を発揮している。



○校則を強要する教師の中に、校則通りの生活を送れる者はいない。



○校則の九割は法の枠を越えている。



○校則の新たな条文は、前世代には理解できない流行が起こったときに追加される。



○流行が廃れても消えない。



○アイドルの一日警察署長はあるが、警察署長の一日アイドルはない。



○若者向けのテレビがくだらないと感じるのは、内容が低俗だからではなく、感じたあなたが時代に取り残されているからである。



○子供が学ぶのは、親の言うことでなく、親のすることである。



○子供のマナーが悪くなったと感じるのと同様に、子供は大人のマナーを悪いと感じている。