今日のスクール

最近はプレイに関する事はあまり口出ししないようにしている。 特にゲームではほとんど観ているだけ。 
 
 何も考えていない、漠然とプレイしている場面はさすがに、「そこで何をするつもり?」「何を狙ってる?」と発問し、考える事を促しているが、多くは言わない。


 自分で考え、自分から行動を起し、結果も自分で評価できる。そんな創造力のある選手に育って欲しいからだ。

もちろん、知識として知らない事に関しては教えてあげる事も必要。 それはある程度この1年で伝えてきた。 選手達も出来ないまでも知識としてはある。

知らないから出来ないではなく、分かっているけど出来ない。そういう状態になってきている。

ここからが、指導者としてのコーチング能力が問われるところ。知らない事を教えるなんて誰でも出来ますから。

分かっていても出来ない事を、如何に身に付けさせるか。 と言うか「身に付けたい。」と思わすかという事に尽きると思う。

しっかりとした目標目的を持ち、断固たる決意で、その目標達成の為に努力するか。

そのやる気、モチベーションを引き出す事がコーチングの大切な部分。



 最近、「もしもうさぎにコーチがいたら」と言う本を読んでいる。 だいぶ以前にタイトルに惹かれて買った、企業向けのコーチング本なのだが、とても興味深く何度も読み直している。


 イソップ童話の「うさぎとかめ」の話しを題材に、ウサギに対しどうコーチングするかといった内容。
 「一方通行」の指示命令ではなく「双方向」の会話を創り出し、創造性、自発性を引き出す具体的な方法、いわゆるコーチングの方法が53個書かれている。

 どれも、目から鱗で、これまで自分がとってきた手法を根底から揺るがすものもある。

視点を変えた考え方、発想で、一人一人、違ったタイプのうさぎ(選手)に対し、それぞれに合った方法で、アプローチする。その伝え方、考え方が実に分かりやすく書かれている。



 そんな本の影響もあり、伝え方、コミュニケーションのとり方をそれぞれの選手の心理を考えて指導するように心がけている。


 結局、伝える内容よりも、伝え方、 コーチングによって如何に、自発的にやる気を起させる事が出来るか、サッカーを好きになってもらえるか。 

 伝えている内容がいくら正しくても、選手が自分にとって必要だと思わなければ、心には響かない。

コーチングとは、「いつ、何を、どう伝えるか。」   実に奥深く、幅広い。



ちょっと分かりにくい話しになってしまったが、今、僕自身、成長段階にある。

コーチングに最も必要なのは経験。たくさんの選手と関わり、経験をすること。

勉強を怠らず、選手と一緒に成長していきたい。