こんばんは
いがらしゆみです
2024年7月19日
父は81年の生涯を終え旅立ちました
最期を見送るため実家で過ごす時間を増やしていたにも関わらず
もう少し大丈夫だろうと東京へ戻った矢先のことでした…
ずっと側にいた母もその時に気が付かないくらいとても静かに穏やかに
とても厳しくて礼儀礼節を大切にする人で
家の中では寡黙で怖いのに外では明るく朗らか
「ゆみちゃんのお父さんは明るくて優しくていいな」
友人にそう言われて
「全然だけど…」
と子どもの頃不満に思ってました
内と外の顔が全く違うとこ
好き嫌いが多くハッキリしてるとこ
曲がったことが大嫌いなとこ
知らない人にも注意しちゃうとこ
なかなか思いを言葉にできないとこ
ALSの診断を受けて丸3年
闘病生活を送る中、わたしの気持ちも父との距離も変わり、改めて父の思いや愛情を改めて感じることもでき、幸せな時間を過ごすことができました
少しでも父と一緒に過ごしたいとこの3年はそれまで以上に東京と名古屋を行き来し、実家で過ごす時間を持てました
これは周りの理解と協力なくしてはあり得ないことだったので、周りの方々に感謝しています
父はALSでしたが、高齢で複合的に病気を持っていたため、最期は身体の全ての機能が尽き、役目を終えて天寿を全うしたようでした
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身体はなくなってしまい、父に会うことは叶わなくなりましたが、これからも父の愛を感じながら、わたしもわたし自身の人生を大切に生きたいと思います
お父さん、愛してるよ
ありがとう
娘は幸せです