こんばんは
いがらしゆみです
今日は父のお誕生日
81歳
おめでとう
父は、ALSという病気です
ゆっくりと着実に病状は進行しています
母から聞く状況と実際に見る様子
父が着実に動けなくなっているのがわかります
お祝いに駆け付けてくれた看護師さんが心配して話してくれます
「お母さんもギリギリだと思います」
父は、お部屋の中で椅子に座りたいと母の介助を受けて動いたり、トイレ用のイスで用を足したりしています
父は立つのも難しいので母が支えて動くのですが、耐え切れずに2人で倒れたことがあるそうです
その際に父の脚が曲がってしまい、腫れたこともあるようで、医師からは絶対安静、トイレも椅子も使わないようにときつく言われたと看護師さんに言われました
父は「なんでダメなの?」と動きたい
母も何とか動かしてあげたい
その気持ちもわかる
動くと夜苦しくなると言われてもやっぱり動けるだけ動いていたい
母は寝不足で辛いと文句を言いながら父を支えます
2人を見ていてね
わたしはこんなことを感じるのです
どうしたいかという自分の望みをどう叶えて生きるのか
その姿で見せてくれている
どうしたいをとことん訴える父
父の望みを全て叶えようと父をサポートすることが使命のように介護する母
2人ともそれぞれの望みを叶えながら今を生きているように感じるのです
今を生きる
この瞬間の望みを100%素直に叶える
ただ快適に気分よく過ごすためだけに今を生きる
ただシンプルにこれしかやっていないんですよね
いつもお世話になっていて、父も母も信頼する大好きな看護師さんやサポートしてくださる方々に囲まれて嬉しそうな父
今この瞬間が幸せであれば、何もいらないこと
今この瞬間が永遠であること
ただ今をどう生きるかだけが大切であること
それをその姿で教えてくれているように思います
ありがとう
そして、おめでとう
今日もお付き合いありがとうございます
では、また