ロボットの気遣いで職場は和むのか-。仕事を補助し雑談もする人型ロボットが職場に登場すると、人間関係を円滑にする効果があるかどうかを調べる実験が5日、大阪府庁で始まった。

 携帯電話や電子メールの普及で希薄化した職場の人間関係の改善を狙い、ソフトウエア開発会社などが企画した。

 ロボットが動きやすい職場を想定した府商工労働部の会議室に、家庭用ロボット「wakamaru(ワカマル)」が“出勤”。書類の場所や最寄り駅の時刻表の内容を職員に教えたほか、放っておくと「どこに旅行に行きたいですか」などと積極的に趣味について質問した。

 一方で、相手の話を聞き取れずに「すいません。寝てました」ととぼける場面も。参加した男性職員は「子どもが紛れ込んだみたい。和むけど、仕事が忙しいとイライラするかも」と苦笑いしていた。