鋳型を乾燥させている間に 次の準備に
24時間くらい経過 周りが白くなってきて、乾燥してきているのがお解りいただけますでしょうか
ただ、まだまだ中央部は 柔らかく、湿った感じです。
このくらいの時にジグヘッドを丁寧に抜いておいてください
粘土の乾燥と共にひび割れなんてのも出来る事がありますが、まあ大丈夫です。
強制乾燥はさせた事がないので、粘土がどうなるのかは、わかりません
後、使用して残った粘土も乾燥してしまいますので、2重にビニール袋に入れて口をしっかり閉じておかないと 次回使えませんので
(昨日言い忘れておりました)
さて、ジグヘッドのヘッド 錘に使う金属ですが
市販品は 鉛 タングステン スズ ですかね
鉛も溶けやすいのですが、なんとなーく 部屋で溶かしていると不健康な気がして(^^ゞ *融点は330℃
鉛は人体に悪影響ありますからね 子供の頃は、鉛の錘を歯でかんでカシメてましたけどね
なんたって、かみつぶし って名前がついてますもんね
しかし これはよくないですからね
あ 話しが ・・・
で、例えば、部屋で鉛を溶かすと悪影響があるのかどうなのかはわかりませんが まあ お手軽にって事で
はんだ を利用したいと思います
といっても はんだ は 鉛とスズの合金ですから 鉛が入っているんですけどね *はんだ の融点は180℃くらい
半田ゴテで簡単に溶けますから 作業もし易い
(鉛も半田ゴテで溶けます 一応)
あと、 大事な事ですが 鉛と半田 では比重が違いますから、同じ重さでも水中の沈みが変わりますし、その容積も変わります
鉛の比重は11.34 はんだ は 8.42 (はんだは鉛:すず=4:6の場合)
さて、半田は100均で売っておりますから 太い奴を用意
事務所には、細いのしかなくて これから行う作業がちょっと手間
用意するものは アルミホイルの上に 濡れたペーパータオル と半田ゴテ
何をするのかと申しますと 半田 の ヤニ を抜きます
完全には抜けませんが ・・・
そのままで半田でジグヘッドを作りますと
ジグヘッドの表面にヤニが ・・・ 臭いもしますし ちょっとベタつき、見た目も ・・・
あと この粘土鋳型に どんどんヤニが吸着していきます。
最初にヤニを吸わせて、保護膜代りになったりするのですが、どんどん付くと
また弊害もあり まま これも作っていく時に説明しますので
まずは
濡れたペーパーの斜面に半田を溶かして落としていきます 5cmくらいの高さで充分です
すると 半田が玉状に で、ペーパーにヤニが付いているのがお解りいただけるかと
この作業 半田から煙がもうもうとでますので、換気扇 もしくはベランダ?
等 ご家族にご配慮を おひとりの方も 臭いもしますし 体に良いとは思えませんので~~~
16g ほどに 1gのジグヘッドですと 理論上16個
半田のパッケージに 直径と長さの表記があったので、昔計算した事があったのですが、忘れました(^^ゞ
いや 何ミリが一番お得かってね(笑)
で、私は一昨年くらいかな このヤニ付きで無い 金属としての半田を購入
何キロだったか・・・ 30cmくらいある 板棒状数本が届きました(^^ゞ
左の金属球は スズ です。
純度 99.9% の スズを 一緒に購入してみました
ま いきなり 何キロも買っても ・・・ ね
スズは融点が232℃くらいで、加工はし易いですが、比重が7.30
まあ、この比重の軽さを 活かす って考え方もありますが・・・
ちなみにタングステンは 高価な上に 3380度 でないと溶けません!
そして、固いので、削る事もままなりません 比重は19.3
タングステンのパレットシンカーとか 同じ重さで、鉛製よりかなり小さいですもんね
さて、高温の 半田ゴテ など使用しますので、火傷 火災 お子さんがいらっしゃれば よりご注意を・・・
明日から、和歌山の方に仕事です。
鋳型もまだ乾きませんので、この記事は お休み(^^ゞ
それでは~~~