透明という | ツリース フィールド

透明という

わたしは空気中に浮かぶ小さいという言葉では表せないほどの粒子の集まりである。

だから透明である。

思考は思い過ごしでしかない。

記憶は風が吹かずとも大気と混ざり合う。

わたしは存在しない存在。

光はその速さゆえに振り返る事をせず、

音は依存なくして何も伝えられない。