種
細い細い線の向こうには
糸電話に話しかけるあなたがいる。
風に揺れる稲穂の中に。
斜陽が更に金色に染める私の記憶。
数年分の雲と太陽が地球を回り
手のひらに埋められた細胞は再び動き始めた。
忘れ去られた種が芽吹くように。
デカルトでさえ、ニュートンでさえ越えられなかった時の壁を
あなたはいとも簡単に越えてやってきた。
金色に光る稲穂を背に。
糸電話に話しかけるあなたがいる。
風に揺れる稲穂の中に。
斜陽が更に金色に染める私の記憶。
数年分の雲と太陽が地球を回り
手のひらに埋められた細胞は再び動き始めた。
忘れ去られた種が芽吹くように。
デカルトでさえ、ニュートンでさえ越えられなかった時の壁を
あなたはいとも簡単に越えてやってきた。
金色に光る稲穂を背に。