朝を忘れて | ツリース フィールド

朝を忘れて

指の間の皺にすら届かない。

まるで深海のように。


そこに住む生物はいびつな姿をしているが

あなたは澄ました顔をして横たわっている。

朝を忘れて。


何もかも

泡のような記憶に挿げ替えて。


涙が落ちるのは重力以上に気持ちのせいならば

嬉し涙は空に向かって流れる。

宇宙の人はみな幸せにちがない。