目に見えるものと見えないものを比較してしまった愚かな私の疑問
恋と宇宙ってどちらが大きいのか。
過去の夢から覚めてしまった私の収縮した心の疑問。
そこに感じたものは初夏の風だけではないだろう。
月の裏側 ユダの眼差し
背徳という美徳に胸が痒い。
何万歩、何億歩、何兆歩の後ずさりをすれば私は戻れるか。
蜃気楼のような遠い場所へ。
ビルに囲まれた狭いタイルの上。
埃で黒くなった緑色の金網の前。
誰も証明できない私 がそこにいた証。
また冬が訪れても私は目を瞑ることしかできないだろう。
冷たい風が吹き抜ける。
奪われたのは体温だけではなかった。