持っているはずも無い、ガーゼを看護婦さんに用意してもらい、
ガーゼに棒付き飴を包み、母になめさせた日。
母の所へ、持って行きたい、
上賀茂神社の、ささやかな鳴り物お守り「天の御鈴」もあり、
寒さに、ちょっと、躊躇した、出かけた時間でしたが、
母に、お守りの音色を、左右の耳に聞かせ、
両耳とも聞こえ具合が同じと確認した、
持って行った、「天の御鈴」になりました。
追伸。
ガーゼに包んだ棒付き飴に、舌磨きにはなるけど、
母の舌が荒れると心配の私でした。
でも、これなら、棒付き飴でなくても、
寝たきりの母に、あれこれ、味あわせられると思った、
ガーゼで包む、食べさせ方でした。
追記。
寝たきりの母のお守りに、何がいいと、
巫女さんに聞き、選んでもらった、「天の御鈴」。