元SEで現在パソコン教室準備中～の美樹です。
みなさま、EXCELで絶対参照と相対参照と聞いて
何のことだかわかりますか？
私は言葉で聞くといつもピンとこないのですよね
久しぶりに聞いてやっぱり
何だっけ？？
と一瞬なったので今日はその話題。
関数や数式に出てくる"$"記号でピンとくる方もいらっしゃるのでは？
私はそのタイプです(笑)
絶対参照と相対参照は関数や数式をコピーするときに便利な機能ですよね。
相対参照
参照先が相対的
関数や数式をコピーした時に、関数や数式内で指定されているセルがコピー先に合わせてに変わる。
C1セルにある「=A1+B1」
という式を１つ下のC2セルにコピーすれば
C2セルには「=A2＋B2」
という式が入ります。
C1セルのお隣D1セルにコピーすれば
D1セルには「=B1＋C1」
と言う式が入ります。
これが相対参照。
通常の状態ですね。
絶対参照参照先が絶対的
関数や数式をコピーした時に、関数や数式内で指定されているセルはコピー先にかかわらず変わらない
C1セルにある「=A1+B1」
という式を１つ下のC2セルにコピしても絶対参照で指定していると
C2セルにも「=A1＋B1」
という式が入ります。
C1セルのお隣D1セルにコピーしても
D1セルは「=A1＋B1」
と言う式のまま。
実際には、"$"記号を付けて指定します。
=$A$1＋$B$1
といった風に。
A1セルだけを変えたくないのであれば
=$A$1＋B1
とB1セルに"$"記号を付けなければ
列を固定にして他はコピー先に合わせて変わってほしい時は
=$A1＋B1
行を固定にして他はコピー先に合わせて変わってほしい時は
=A$1＋B1
"$"記号を手で打つのも面倒なので、
EXCELさんは便利な機能を用意してくれていて
F4キーを押すと"$"記号を付けてくれます。
１回押すと$A$1のようにセル全体は絶対参照になって
２回押すとA$1のように行が
３回押すと$A1のように列が絶対参照になります。
F4キーを押す位置は、
上記の式でA1に対して行いたいときは
"="の右側から"＋"の左側にカーソルを持って行ってF4キーを押す
上記の式でB1に対して行いたいときは
"＋"の右側ならどこでもOK
まとめ
通常は数式や関数をコピーするとコピー先に合わせてセルの参照先は変わるよ
それを相対参照と言うよ
参照先を変えたくないときは"$"記号を付けると良いよ
それを絶対参照と言うよ
"$"記号はF4キーを押すと簡単に付けられるよ
ということでした。
今日もご訪問いただきありがとうございました