こんにちは。
てんま英語教室の平井です。
今年は、第二言語習得の本をよく読んでいます。
第二言語習得理論に関しては、
実は、大学のゼミでも学んで、
卒論もその関連のテーマでやったのですが…
なにせ、卒業してからもう16年!
研究はどんどん進んでいます。
当時も、クラッシェンなどは習った記憶はあるのですが。
『英語教師のための第二言語習得論入門』は、
第二言語習得の基礎からわかりやすく解説してくれています。
そして今は、その理論を裏付けるために、
脳科学と合わせて研究されているのですね。
『外国語能力はいかに熟達化するか』
言語学者と脳神経科学などが連携した研究のレポートです。
語彙の習得、文の理解、産出、外国語の学習には、
どういう課題を与えられた時に、
脳のどこがどのように働くのか。
これまでの言語習得の理論は、仮説でもあるし、
指導者の経験やトライアンドエラーで積み上げてきた指導法や学習法は、
効果に個人差もあるので一概に言えないところもあるけど、
科学的なデータの裏付けをとりながら、
人間がどう言葉や外国語を学んでいくのかを知る、
というプロジェクトは、面白かったです。
(実験の詳細は、文系の私には難しすぎて、結果しか見れていませんが)
まだ始まったばかりのようですが、
これから研究が進めば、
科学的な根拠のある効果的な学習法、指導法の解明につながるのだと思います。
いまは、『バイリンガル教育の方法』を読み始めました!
また、読書レポートしていきます。