この先、何かがあって、子どもが心を閉ざす、
ということがあるやもしれません。
学校でのちょっとしたことがきっかけで。
友人との何か、先生との何かがきっかけで。
アルバイト先かもしれないし。
何かがきっかけで、心を閉ざして、
ずっと家にいる。
そんな時、そんな時期があるかもしれません。
その時、必要なのは、
子どもを心配して、あれやこれやと
腫れ物に触るように過ごすのではなく、
私たち親にできることは、
淡々と日常を送ることだったりする。
起きてきた時に、ごはんがあって、
洗濯物が干されていて、
変わらない、日常風景がある。
その繰り返しが、若者に助けになる。
「ああ、”生きる”ってこういうことなんだな。」
と、本当に腑に落ちた時、
やっと、若者が動き出せる準備になる。
大人が親が、若者の「そのまま」を
受け容れられた時、
家の中のエネルギーが変わる。
その変化を、若者がキャッチする。
若者は、ようやく、誰にも邪魔されず、
「自分自身の人生」を生きようとし始める。
ジャッジしないで、思いやりを持って、
温かい目で若者を見てあげてほしい。
それができないと思うほど、
若者は動き出せない期間が長くなる。
心を閉じたままになってしまう。
その時は、
なぜ、「そのまま」を受け容れたくないのだろう??
と、自分に問いかけてください。
「だらだらしているのが嫌」
「役に立ってないのがダメ」
「こんなことしているべきじゃない」
「甘えすぎてる」etc
きっとまだまだこれらの思い込みとともに、
怒りや悲しみや悔しさが
あるかもしれません。
子どもを思うゆえの、その感情や思い込みは、
もう不要だということ。
「お母さん、お父さん、”本当の自分”に戻ってよ。」
と言う、大人になる前の、
お子さんからの、親への最後のメッセージ
かもしれませんよ。
感情的セルフケアは、いつも必要で、
子育てと人生には欠かせないものなのです。
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