いよいよ外宮に到着しました。

人生初の御垣内参拝。

私は特に神道に傾倒してる訳でも、天皇礼賛派でもありません。

以前外宮にお参りした際も、まあ、気持ち良いとこだな、というくらいの認識でした。

御垣内参拝をしたことのある友人が、御垣の内と外ではまるで空気感が違うと言っていたので、ワクワク楽しみでは有りましたが、正直実際に体験してみて、本当に人生が一瞬で変わるくらいの衝撃を受けました。

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まず、御垣内に足を踏み入れた瞬間、ここは明らかに人界ではないと感じました。

神界とまではいきませんが、外の喧騒が嘘のようにシン…と静まり、ピンと清く張り詰めた空気が心地よく感じられました。

玉砂利を踏みしめて、御正殿前から続く、一際白い玉神社の道に進み出て一礼した時、それは起こりました。

言葉にするのが本当に難しいのですが、私や夫の背後に連なるご先祖様達が一気に浄化され、一瞬で例えようも無く身体と心が軽くなったのです!

そして同時に、身体中の細胞が一気に活性化し、ミトコンドリアが浄化され、動きがスムーズになったような感覚になりました。

二礼二拍手一礼するのですが、最後の一礼をした時、例えようの無い有り難さと畏れ多さに顔を上げることができず、ただただ感動して涙が溢れてきました。

御垣内を出て隣りの夫を見ると、夫も同じように目頭を熱くし、同じことが起きていたのだと解りました。

参拝を終えた後は、余りの衝撃体験に二人とも惚けたようになり、その後

「凄かったね…」
「うん…」
しか言えませんでした。

息子はどうだったかな?と見てみると、やはり涙ぐんで興奮していました。

が…

私達とは明らかに様子が違う(^^;;

後で息子に聞いてみたところ

「悔しくって悔しくってたまらなかった!

外宮の神様凄いけど、俺らはやっつけられたから悔しかった!」

と言っていました。

どうやら息子は前世でまつろわぬ民の系統に属する存在だったらしく、無理矢理平定された恨みがまだ残っていたようです。

腹が立つけど、神様は凄くて、それが更に悔しかったのだとか。

やれやれ(^^;;

いつもレジスタンスばかりやってる息子らしい反応ですw

兎に角私達夫婦にとっては、人生の大きな宝となるような体験でした。

続いていよいよ内宮の御垣内参拝へと臨みました。

こちらでも素晴らしい体験をしました

つづく