こんにちは。
神戸市北区にあるピアノ教室【tree音楽教室】です。
今日も「小さなストーリー」の中から、ひとつのお話をお届けします。
さて、今日の小さなストーリーはこんなご質問から。
【day3:ピアノを習うってどんなこと?】
「ピアノを習うってどんなことするの?」
「まだ小さいうちの子がピアノを習いに行ったら、一体どんなことができるんだろう?」
「きっとまだピアノなんて急には弾けないよね。」
子供が幼稚園に通っていた頃、ママ友からこんな相談をされました。
そうか、体験レッスンに行けば、私達ピアノの先生は通ってくださることを前提に話をしてしまう。
でも、その前に知りたいことはいっぱいあるんだ…
その時にはじめて、
習い事をスタートするには【体験レッスンよりもうひとつ前のハードルがある】
のだと知りました。
レッスン室にやってくる子供達は、皆それぞれ違った表情を見せてくれます。
にこにこ笑顔の子。
ちょっぴりドキドキして真顔の子。
ママの後ろにそっと隠れてしまう子も。
でも、大丈夫。
最初の一歩は、音楽とおともだちになることから始めます
ピアノにさわってみたり、音を探してみたり、
リズムに合わせて手を叩いてみたり、
「ド・レ・ミ~♩」と音階を歌ってみるのもそのひとつ。
最初はちょっと照れくさくて声が出せなかった子も、回数を重ねるうちにだんだんと声を出せるようになります。
そうやって、音に触れて、音を感じて、音を楽しむ
そこから少しずつ、音楽の世界への扉が開いていくんです。
時には、ピアノの蓋を開けて中をのぞいてみることもあります。
「ここから音が出てるんだよ!」
「このハンマーが細い線(弦)をたたくと、音が鳴るんだよ!」
そんな風にちょっと不思議で面白いピアノの仕組みを知ることも、子供達にとっては大切な音楽の学びのひとつ。
それはやがて、
楽譜を読む力になったり、
音のひびきを感じ取ることができる耳になったり、
ピアノを表情豊かに奏でることにもつながっていきます。
今はまだうまくできることよりも、「楽しい!」をたくさん感じることがいちばん大切!
ピアノを習うって音を出すだけじゃない
音を楽しみ、音楽を学び、自分の感覚を育てる
これがレッスンのはじまりではないかなと思います。
保護者の方たちも「まだ全然弾けないね…」なんて心配せずに、その過程を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回はまた別の小さなストーリーを。
【day4 : ピアノで育つ、子どもの”4つの力” 】もよろしければお付き合いください。
(本文の内容は一個人の意見として書いています。どうぞご理解ください。)
音楽を通してすてきなご縁があることを願っています♪
✿春の新規生徒様募集中✿
詳しくは下記の■INFORMATION■から教室ホームページをご覧くださいね。