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神戸市北区にあるピアノ教室【tree音楽教室】です。
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前回の投稿に続き、昔話をもう少し。
幼児期からレッスンを始めた女の子の中に「レッスンでよく泣く子」がいました。
(ずいぶん昔の話です)
笑うととっても可愛い笑顔なのに、レッスンではいつもしかめっ面。
今にも泣き出しそうな顔でやってくるのがいつもの日常でした。
「レッスン前に家で練習してたらママに怒られた…」
当時よくそう言っていました。
保護者の方も一生懸命さの余り怒ってしまったのかな?と最初は思っていました。
発表会の曲決めをしても、なかなか練習しない
ワークの宿題も中途半端
レッスンでも突然黙りこんでしまう
まだ、若かった私は(笑)、は「???」がいっぱい。
保護者の方も、「ちゃんとしなさい!」とお話してくださるも効果なし。
何がいけないんだろう?
何が嫌なんだろう?
どうして宿題をしてこないんだろう?
怒ることも、叱ることも、レッスンではしていないのに、どうして楽しくレッスンしてあげられないんだろう?
ある時、思い切ってその子に胸の内を聞いてみました。
なかなか気付いてあげられなくてゴメンね…
すると、彼女の答えはとってもシンプルなものでした。
「わたし、ヘ音記号が読めない…」
レッスン曲でも、ワークでもへ音記号はとっくに教えていたので、当然読めるようになっていると思っていました。
当然→これって完全な私の思い込みですよね。
彼女の立場になって考えていなかった。
教えることだけに満足していた。
宿題は出来て当然だと思っていた。
若気の至りとは言え、反省することばかりです。
宿題をしてこないんじゃなく、楽譜が読めなくてひけなかったんだ…
ワークをしようにも理解できなくて、出来なかったんだ…
そう思うと、小さい胸の内で「ピアノ嫌だな、楽しくないな」と思っても当然のことです。
その時から腹を決め、
『どんなにゆっくりでもいいから彼女のペースに合わせてレッスンをしていこう』
と決めました。
ワーク1ページをするのに3週間かかったこともありました。
宿題の小さな1曲に2ヶ月かけたこともありました。
そこで気持ちが折れなかった彼女の強さに私は救われました。
その後、彼女はある年の発表会で飛躍的に成長し(この話はまたいつか書きたいと思います)、学校の勉強の中で「音楽」が1番得意!と言ってくれるまでになりました。
そして気がつけばレッスンで泣かなくなりました。
よく泣いてばかりいると思っていた女の子は、実は「強い心の持ち主」でした✿
ほんの少しでも歩みを止めなければ、必ず人は成長するのだと彼女から教えられました。
そして、そんな彼女をご家庭で支え、ピアノを通わせ続けてくださった保護者の方にも感謝しています。
この時の経験がピアノ講師を続けている私の心の中にいつも鮮明に残っています。
早い、遅いは関係ない。
諦めなければ必ず成長して、花開く時が来ると✿
レッスンをしながら学ばせてもらっているのは私の方。
そんなことをいつも感じながらレッスンをしている私の思い出話でした。
長文お付き合いいただきありがとうございました♡
音楽を通してすてきなご縁があることを願っています✨
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