こんにちは。
神戸市北区にあるピアノ教室【tree音楽教室】です。
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今日はひさしぶりにピアノの先生の思い出話にお付き合いください。
先日とある著名なピアニストの方の対談を見ていました。
その中で、印象的だったのが、
「音楽家は苦しみながら演奏している。40分近い曲を演奏して幸福を感じるのはほんの数秒のことだ」と。
(そのままの言葉ではなく、ニュアンスは少し変えてます)
この言葉を聞いて「ふっ」と記憶が蘇ったのが、大学時代に門下発表会で弾いたこの曲。
メンデルスゾーン作曲
「6つの前奏曲とフーガ Op.35-1」
あまり有名な曲ではないかもしれません。
メンデルスゾーンと言えばピアノソロなら「無言歌集」や「ロンド・カプリチオーソ」、「厳粛なる変奏曲」が有名ですよね。
なぜこの曲を選んだのか記憶が定かではないけれど、間違いなく私が選んだのでしょう。(そりゃそうだ
)

曲の解説にも、
「メンデルスゾーンはバッハの影響を深く受けており、この作品もバッハに習って書かれている…」
とある、まさにバッハを思わせるこの曲。
中高生の時に恩師から「ロマン派禁止令」を言い渡され、あれほどバッハ漬けの日々を送ったのになぜ…。
↓私の「ロマン派禁止令」のお話しが知りたい方はコチラ(過去の大失態のお話しです笑)
楽譜をめくってみて、この曲を選んだ理由をはっきりと思い出しました。
最後のコラールの部分が弾きたかったから
10分ほどある曲の中で、コラールの部分は最後の2段。
わずか数秒です。
でも、この数秒が当時の私はどうしても弾きたかった。
このコラールに魅せられて、舞台上で演奏がしたかったのです。
著名なピアニストの仰った「幸福を感じるのはほんの数秒だけ」をまさに、私も体験していたのでした

(レベルは全然違いますが…)
最後のコラールの部分の楽譜には見慣れた恩師の字で、
「すべてを包み込む愛に満ちた音の響きで、永遠を表現して下さい✨」
と書いてありました。
果たして当時、若干20歳そこらの私が永遠を表現などできたのか?
(そもそもそんな高尚なこと、出来るわけもない…笑)
でも、一生懸命取り組んだ記憶だけは鮮明に覚えています。
自分にとって記憶に残る曲。
ピアノの先生方は、きっとそんな曲をお持ちのはず。
生徒さんにも、そんな曲が1曲でも増えればいいなと思いつつ日々レッスンをしています。
メンデルスゾーン作曲「6つの前奏曲とフーガ Op.35-1」
素敵な曲なのでよろしければ一度聞いてみてくださいね

思い出話にお付き合いいただきありがとうございました。
音楽を通してすてきなご縁があることを願っています

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